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●学習コラム@ 〜日々の学習編〜
幼稚園からの選ばれ方
(MBキッズカレッジ/ママンベビー用賀教室 室長 青木 みのり)



はじめに

 お子様が1才になるかならないかのころから、いわゆる「名門幼稚園」を目指すご家庭におかれましては受験にむけたご準備をなさることと存じます。名門幼稚園は入園するにあたって非常に難易度が高く、愛情あふれるお優しいご両親のもと、躾のしっかりゆきとどいたお子様でないとご縁を頂くことは難しいと思います。

 また、最近の新たな傾向といたしまして、再開発などで若いファミリー世帯が多く流入するエリア(港区・江東区・品川区・世田谷区など)は、いわゆる‘幼稚園激戦区’と呼ばれており、人気のある園だと倍率が5倍〜8倍にも上ることもあるようです。名門校の付属幼稚園に入ることも簡単ではありませんが、競争率の高い幼稚園に合格するのもなかなか難しいことです。

人気園とは

 では、倍率が高い幼稚園、人気のある幼稚園とはどのような園でしょうか。幼稚園を選ぶにあたっては、ほとんどの方が「我が子に合う幼稚園に入園させたい」と思っていらっしゃることと存じます。そしてできるだけ教育環境の整った園で、素晴らしい先生方に囲まれて、充実した3年間を送ってほしいと願っているはずです。先生方の言葉使いが丁寧で立ち振る舞いも品があり、施設が整った教育環境のよい幼稚園は、やはり人気があります。あるいは私立・国立小学校受験を視野に入れて、受験に強いとされる幼稚園を希望するご家庭も多く、いわゆるお受験園にも人気が集まります。また、働く母親が幼稚園を希望するケースも増えているため、預かり保育はあるか?給食があるか?園バスがあるか?など "3種の神器" の揃った幼稚園も人気が高くなります。

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希望する3保幼稚園に入るために

 3年保育幼稚園への入園考査(面接や幼児テスト)は、通常、前の年の10月下旬〜11月ごろ選考が行われます。その時までにお子様が最低限身につけておきたいことが「トイレで排せつすること」と「母子分離」です。そのほか幼児テストでは「お友だちと仲良く遊べるか(自由遊び行動観察)」「先生の言うことを聞けるか(指示行動)」「言葉でコミュニケーションが取れるか(口頭試問)」などがよく出題されています。

トイレトレーニングについて

 最近では紙おむつの進化により、3歳になっても4歳になってもおむつを付けている子がいるとのことですが、やはり幼稚園のお試験までにはおむつを卒業しトイレで用を足せるとよいでしょう。パンツやズボンの上げ下げ、シャツやスカートの始末なども1人で出来るようになっておきたいものです。トイレから出たら手を洗い、水滴を巻き散らかさずにハンカチで拭くことなども身につけておきましょう。入園までには和式トイレなどの使い方も練習しておくと安心です。

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母子分離について

 母子分離については慣れが必要です。大好きなお母様と離れるのは嫌だけれど、お母様のいない所でお友だちや先生方と遊んだり活動をしたりする楽しさをたくさん体験すると、お子様は安心して分離できるようになります。分離に慣れるまではお母様も気が気ではないかと存じますが、分離際に泣く我が子の泣き声に動揺し、母親が後ろ髪を引かれているようでは子どももより一層不安になります。「お母様は必ず迎えに来ますからね、安心して楽しくお友だちや先生と遊んでいらっしゃい」と言い聞かせたら、あとは信頼できるお教室の先生にお任せしてサッとその場から離れるように心がけましょう。そして時間になったら笑顔で迎えに行きましょう。「お教室で頑張ったら、必ずお母様は笑顔で迎えに来る」という経験を重ねることで、母子分離に対する子どもの不安も少しずつ無くなってきます。

幼児テストについて

 3保幼稚園でよく出題される「自由遊び行動観察」ですが、これは積み木、ブロック、おままごとセットなどがマットの上などに置いてあり、子どもたちが自由に遊ぶ様子を観察されるお試験です。自由遊びでは普段の子どもたちの様子がよく分かります。おもちゃの取り合いをしたりせず仲良く遊べるかどうか、上履きの脱ぎ履きが自分でできるか(脱いだ靴を揃えて置けるか)、お片付けが丁寧にできるか、お行儀よく遊べるか、なども普段から意識しておきましょう。 「指示行動」の対策については、普段からお手伝いなどをたくさんさせることも役立ちます。「冷蔵庫からレモンを取ってきてね」「テーブルにお箸とスプーンとフォークをセットしてね」などです。毎日の生活の中で、言われた事をきちんと理解し行動できる様に練習をしておきましょう。  3保幼稚園の幼児テストで出題される「口頭試問」については、「名前」「年齢」などを聞かれてはっきり「〜です」と答えられることが大切です。また「今日は何を食べてきましたか?」「公園ではどんな遊びが好きですか?」など、簡単な会話ができるかどうかもチェックポイントです。人見知りをするお子様の場合、慣れていない場所 (幼稚園での試験)で初めての人(試験官)から色々聞かれることに戸惑い、全くお話できなくなるお子様も多いので、普段から色んな人と会話する練習をしておきましょう。

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願書について

 幼稚園受験は親の受験ともいわれます。願書を丁寧な字で書くことは基本中の基本ですが、やはり信頼する幼児教室の先生に添削してもらうことをお勧めします。何も準備せずに書き始めると、「志望理由」に対して「(園の教育目標などをほぼ丸写ししたうえで)我が家の方針と合致しているから」と理由付けるパターンも多いですが、これでは印象に残りません。「家から近いから」なども要注意です。子どもの性格を書くのであれば、長所と短所のバランスに気を配り、短所の克服をどのようにしているか、なども書けると良いでしょう。園側は一度に多数の願書を読むため、印象に残る文章を書くようにしましょう。

面接について

 面接の日はいろいろな側面から、園のカラーに合う保護者かどうかを見られることとなります。お父様におかれましては「上から目線」「愛想が良すぎてくだけている」「愛想が悪過ぎて怒っているように見える」という印象にならないように注意しましょう。幼稚園は仕事の場ではありませんから、仕事モードのスイッチをいれるのではなく、「あたたかく、善良で、素直な保護者」として面接を受けましょう。気を抜きがちな待合室での過ごし方ですが、お試験において待合室は休憩室ではありません。「足を組んでスマートフォンを見る」などは避けたほうがよいでしょう。お子様の3年間を過ごす幼稚園(学校)を決める大切な日ですから緊張感をもって臨んで下さい。

 お母様で注意が必要なのは、「我が子溺愛タイプ」「神経質タイプ」「過保護タイプ」です。幼稚園という集団の場では子ども同士の小さなけんかやトラブルも学びのうちですが、我が子の言い分ばかり聞いてエスカレートしてしまう「我が子溺愛タイプ」のお母様は、一歩間違えばクレーマーになる危険をはらんでいるため敬遠されがちです。泥んこ遊びや昆虫などに触ることを過度に禁止する「神経質タイプ」も要注意です。また、本人ができること(たとえば靴の脱ぎ履きや洋服の着脱など)を、お母様がやってしまう方が早いからと先回りしてやってしまう「過保護タイプ」もよくありません。身の回りのことが自分でできないと、幼稚園に入った後に本人が苦労することとなります。

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まとめ

 幼稚園はお子様が初めて出会う学びの場であり、たくさんのお友だちや先生と過ごす集団の場です。ホームページなどで情報を収集したら、ぜひ保育見学や園説明会に参加してみましょう。運動会やバザーなど公開行事がある園もあります。在園児のお子様の様子や保護者の方の雰囲気を見て、我が子に一番合う幼稚園はどこかな?とイメージを膨らませてみて下さい。

コラム:MBキッズカレッジ/ママンベビー用賀教室


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