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●学習コラム@ 〜日々の勉強編〜
今秋受験をされるご家庭のみなさまへ
(幼児教室ぷれっぷ 松田 英士)



私立幼稚園・小学校受験とはどのようなものなのでしょうか?

 各幼稚園・小学校とも共通することは、今までの親の育て方を『試験の場で知りたい』のです。具体的にはどのようなことでしょうか?小学校受験の出題内容を紹介すると次のようなものがあります。お話の記憶、数量、推理思考、構成、常識、行動観察、絵画制作、運動などです。特にペーパー対策は家庭学習で取り入れ、繰り返し練習することで力をつけていくことが可能です。しかしそれら出題は「生活体験」に基づいた観点から出題されていることがポイントです。

幼稚園・小学校受験において求められる子供とは?

1. 挨拶がきちんとできること
2. 自分のことは自分ですること
3. 人に迷惑をかけないこと
4. 周りの友達と仲良く協力できること
5. 人の話をしっかり聞くこと
6. 自分の考えを発表すること
 年々少子化の傾向もあり、親が手や口を出しすぎてしまい、子供の『やろう』としている意欲をじっと我慢して見守れない結果、親も子も我慢することができないご家庭が多くなっています。

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年齢に応じた生活体験をご家族でしていますか?

 幼児期に求められる『生活体験』とはどのようなものがあるでしょうか?まず身近なものは『お手伝い』があります。子供はお母さんのすることを見て一緒にやりたがります。洗濯物をたたんだり、お料理を一緒に作ってみたり、台所は汚れて大変ですが、後で掃除をすれば済むことです。

 戸外では動物園、遊園地、水族館、プラネタリウム、博物館、公園など自然の中で季節の草花や生き物を見たり、飼育するなどその季節ならではの遊びを家族で共有し、話しあったり、絵に描いたり、図鑑で調べたりすることが大切なことです。これらの経験が教室での発表力につながったり、プリントをする上でも大変活かされてきます。

 こんな事ならわが家では既にやっていると言われるかもしれませんが、ただの体験(行った・見た)だけで終わらせていませんか?せっかくの体験をお母さん(お父さん)の工夫で、活き活きとしたものにふくらませてあげましょう。

 例えば、冬の時期に夏の花であるひまわりや朝顔の絵を見せて、これを子供に憶えなさい、としても生きた教育と言えません。それならインターネット上の世界の国々の情報を見せて、様々な国のことを知っているとする付け焼刃な教育をすることになってしまいます。

 受験では日々の生活の中で季節の花や生物を見たり、行事も親子で一緒に体験するなど、身の回りに多くの教材があります。これらをいかに使って子供と楽しみながら創意工夫できるかが、母親力(父親力)のポイントなります。

 それは机上の学習のみではなく、時間をかけ身近な実物(事物)を通じて、体験した蓄積が工夫する力や『なぜ?と思う発見』につながります。最近の私立小学校の受験では行動観察(指示行動)のウェイトが高まっています。また学校によっては、ノンペーパーで行動観察のみを重視している所もあります。

行動観察の重要性

 学校では日常生活の子供の『素』のままを知る良い機会です。例えば、何もない教室に子供を集め、先生は「2人組になって自分たちで考えて遊んでください」と指示。次第に遊ぶグループの数を3人、4人と増やしていきます。クラスに集まっている子供は、試験の時だけ出会う見ず知らず同士です。大抵2人位なら問題はないのですが、多くなっていくと意見が違ったり、ずっと黙っている子、ルールを無視して一人で遊び出す子もいます。こうした状況は一例ですが、実際に私立の小学校の入学試験で出題されている課題です。

 このような状況にあなたのお子さんが直面したら、どのタイプでしょうか?それを家庭内だけで正しく指導していくことができるでしょうか?他の子供たちとの関係性を含めて、客観的にお子さんを諭していくことは、大変困難なことです。なぜならこの課題はこれまでの生活習慣や、社会性も含めた様々な要素が試されているからです。

 リーダーシップを発揮して、みんなを仕切れる子供なら問題はないのですが、そうした子どもはごくわずかです。学校側は、年齢に応じた状況判断能力(課題に向かって努力し諦めず頑張れる子供かどうか)を見たいのです。

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幼児の受験は親の受験

 良く幼児の受験は親の受験と言われます。正にその通りなのですが、それは何でしょうか。私立の小学校には各々の建学の精神があり、その理念に賛同し共感する家庭に来てもらいたいという思いがあり、園や学校行事にも積極的に関わる意思のある家庭を求めています。子どもがまだ幼いということもあり、ほとんどの学校の入学試験に両親面接が含まれていますが、これは考え方の違う家庭を入学させてあとから両者「こんなはずではなかった」ということを避ける目的があります。やはりその学校のことをよく理解し学校の考えに添ってくださる熱意のあるご家庭に入学してもらいたいというのは当然のことでしょう。

願書・面接の重要性

 面接の際には願書での親の考え方が確認されます。面接対策本は参考にはなりますが、それは一般論です。あなたのご家庭や子供の状況に即した内容や面接対応力などは教えてくれません。ぷれっぷではこうしたことも教室で繰り返しシミュレーションを行い、お子さんの良いところやご家庭の背景を汲んだ上での受け答えも一人ひとり個別に指導しております。

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結論

 幼児の受験で幼稚園や小学校が見ているのは、子供にとって『園や学校の集団生活に於いて、年齢に応じた発達がなされているかどうか』を判定する試験となります。さらに両親の教育方針も園や学校の教育理念と照らして、一貫して学校に添っていけるご家庭であることです。

コラム:幼児教室ぷれっぷ


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