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淑徳小学校 多田元樹校長先生

最近、多くの学校で導入されるようになった放課後の預かりクラブ。中でも教員が中心となり、学校ならではのカリキュラムを展開し注目を浴びる淑徳小学校の放課後預かりスクール淑徳アルファについてのレポート、さらに2015年4月に校長に就任された多田元樹先生にお話をお伺いしました。

淑徳小の教員によるアフタースクール

淑徳小学校

一口にアフタースクールといっても、学校によりその形態はさまざまである。最も多いのはノウハウをもっているNPOや民間企業など外部の団体に委託する形だが、淑徳アルファの大きな特色は淑徳小学校の教員が中心になって運営している点だ。だから担任の先生との情報の共有がスムーズで、個々の習得状況を踏まえた指導が可能となる。アフタースクールは勉強以外の時間もあるが、学習指導の充実ぶりからか、お母さまがお仕事をお持ちでなくても利用希望するケースが多いと聞く。

低学年は楽しい放課後を演出

授業数が少ない1・2年生のアフタースクールは早い時間から始まる。まずはその日の宿題から。これは全学年共通だ。その後は日替わりでいろいろなメニューが用意されている。必修そして選択制の講座、もちろん遊びの時間もしっかり確保し、安心・安全に過ごせる楽しい場所と時間を提供してくれる。

高学年は受験に対応するセカンドスクール

4年生以上は授業の補習や受験対策を中心にスケジュールが組まれており、宿題の後、4科目の講習を受講する。他の学校のアフタースクールに比べ、学習にウエイトが置かれている印象があるが、実はこちらの学校ではずっと以前から放課後の補習を6年生を中心に行っていた。それが今の淑徳アルファの出発点だと考えればわかりやすい。中学受験の指導をする私立小学校は多いが、子ども達はほとんどが受験のための塾に通っているのが現実だ。だが、このアフタースクールは中学受験塾の役割も担っている。いずれは淑徳アルファの勉強だけで最難関中学に合格、そんな日がくるのもそう遠くはないだろう。
詳しくはこちらをご覧ください ⇒ 淑徳アルファ

新校長 多田元樹先生にインタビュー

先生はこの4月から校長に就任されましたが、それまではどちらにいらっしゃったのですか。

昨年の3月に千葉県の公立小学校を定年退職して、大乗淑徳学園の学事顧問、小学校担当ということで参りました。千葉県では、木更津市の公立小学校3校の校長を務めました、また、その前後は教育委員会で行政の仕事に携わっていました。

初めて淑徳小学校の児童のみなさんをご覧になったときの印象はいかがですか。

はじめは大人びた子が多いなという印象を受けました。もちろん私立ということもあるし、本校は仏教をベースにした学校ですから、公立小学校の子どもとは違う部分はあります。でも、接してみると子どもらしさという点では、本質的には同じだと思いました。

就任されてすぐの入学式ではどんな話をされましたか。

「聞く」ということに焦点をあてて話しました。1年生には「先生の話をよく聞きましょう」ということを中心に言いました。そして保護者の皆さんに対しては、祝辞とともにお子さんの言うことをしっかり聞いてほしい、子どもが発信することに耳を傾けて気付いてほしいと話しました。

校長としてこの学校で大事にしたいことは何ですか。

この学校は中学受験を希望する子も多いので、それに添う指導をしています。それは大事なことだと思いますが、一方で子ども達に自分で考えさせる授業も必要だと考えています。考える楽しさをわかってもらうような授業です。けれども、その授業は時間がかかります。受験のための指導と相反するとまでは言いませんが、その両立をどう図っていくかを考えていきたいと思います。まずは、こちらの教員がどんな指導を実践しているかを私が学ぶところから始めます。

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