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立教小学校 西村由紀夫校長先生

新学年にあたり、新しい試みはありますか。

立教小学校 西村由紀夫校長先生

今まで行ってきたチャレンジとしては、
朝読書、自学学習教室、オーストラリア
のホームステイの旅などがあります。
また、立教大学の教育学部の学生や体育
会の学生にお願いし、学生アシスタント
として、教員の補助をしてもらっていま
す。お兄さんから学ぶもの、先生から学
ぶもの、いろいろな刺激があった方がい
いという考えのもと、「学び合いの中の学習」を大事にしています。今後は、ipadを200〜300台導入して授業に利用していこうという構想があります。もちろん、アナログも大事にしながら、共有する形で取り入れ、ただ知識を覚えるだけでなく、子供同士で学びあうことを意識して各教科導入に取り組みます。一人っ子も多いので、縦割りも意識し、子供同士で知識を深める、学び合うことに力を入れて取り組んでいます。子供たちが学び合いや研究の中で「自分から発信、自ら取り組もうという姿勢」を身につけられるように促したいです。小学生のうちは、夢中になって何かをやることを大事にしてほしい。いろいろなことに興味がある時期なので、それに対応できるように学校全体が動いています。

朝礼ではどんな話をされますか。

各学期の始業礼拝・終業礼拝と、月曜の朝礼で話す機会があり、学期ごとに10回弱程度話します。朝礼で話す内容は、生活面、学習面、スポーツや音楽で活躍した子の報告や表彰など、その状況に合わせて話題を変え、できるだけ楽しいことを子供たちに報告したいと思っています。
始業礼拝・終業礼拝は、今学期はこういうことに注意をしようという、学校全体の目標を1年生から6年生までわかるように伝えるようにしています。聖書、イエス様の教えを土台として話すことが多いですね。難しい熟語、単語は使わず、1・2年生もわかるように使う言葉には気をつけています。話によって、1年生にも分かるように話した上で、6年生向けにその応用の話をすることもあります。

立教小学校の児童の特徴を一言でいうと。

天真爛漫な子が多いということです。「幼い」と言ってもいいかもしれません。ただ、それは我々教員のことを子ども達が信頼してくれている証だと思っています。甘えやわがままは信頼できる相手にしか出せません。段階を踏んで自立していけるよう、家庭との連携を密にしながら、子ども達を受け止めていきたいと思っています。
常々僕が思っているのが、学校は子ども達にとって居心地のいい安心できる場所であってほしいということです。最近の不幸な事件は、先生と子供の意思疎通が取れていないことが原因だと思います。
立教小学校では、先生と子供のコミュニケーションがよく取れています。シンプルに関係が成り立っているんです。男子校なので、けんかやトラブルも多少はあるが、朝の朝礼で、こういうことがあったという話をすると、僕がやりましたと謝る素直さがあります。

児童とのかかわりの中で最近嬉しかったことは何ですか。

縦割りになってから、6年生が低学年の面倒を実によくみてくれるようになりました。給食、キャンプ、朝礼などで触れ合う機会があるので、6年生が1年生の名前を覚えていて、1年生も6年生の名前を覚えているんです。運動会で走ったときも応援をしていて、一体感がすごくあります。
6年生を中学校へ送るお別れ会では、泣いている低学年の子もいます。登下校の際も、何かあれば上級生が助け、世話をしてくれています。たとえば、通学時に電車が止まって、駅で泣いていた低学年の子を上級生が保護してくれたということもありました。
田中校長先生のときから始まった試みですが、学校全体がいい雰囲気になり、縦割り教育が実を結んできていると感じています。

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