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日本女子大学附属豊明小学校 篠原眞澄校長先生

新学年に向けて新しい試みはありますか。

日本女子大学附属豊明小学校 篠原眞澄校長先生

父親が中心となって学校をサポートする組織の
立ち上げを検討しています。 豊明会(PTA)
から出た話なのですが、お父さま方といろいろ
な場面でお会いすると立派な方がたくさんいら
っしゃいます、そういう方の力を学校にも反映
したいとのお話があり、動き出したところです。
年明けには理科教材園の「落ち葉掃除」をやっ
ていただきました。例年は、教員がお正月明けに出てきて掃除をし、75リットルの袋に200袋ほど出るので数日かけての作業になるのですが、今年はお父様方が50名ほど集まってくださり、2時間で終えられました。現在は準備段階ですが、新年度には具体化する事になっています。

朝礼ではどのようなお話しをされますか。

朝礼は週2回ありますが、1回は体操朝礼で、もう1回が火曜日の校長が話をする日になっています。行事が入らなければという条件なので、実際には月3回くらい話す機会があると思います。
心がけていることは、上級生だけが分かるような言葉にはしないということ、話は長くないようにすることです。豊明は年間を通しての伝統行事が多いので、それについての話が多くなります。最近で言うと、1月29日は「成瀬先生告別講演記念日」なので、その話をしました。創立者の成瀬仁蔵先生が、死期が近づいた大正8年、卒業生やゆかりの方を招き、次の世代へ今後の日本女子大のあり方について講演された日です。
小学校では、これを記念して毎年2月中に学年毎に社会で活躍している卒業生を中心に学校に来ていただき、自分たちが小学生だった頃の話や現在の活躍についてのお話をしてもらっています。社会の一員としての心構えや公共の場での行動についてなど、必要なことをそのときの子どもたちの状況に応じて話しています。まったく同じ話にならないように記録を残しています。

豊明小学校の児童のここがよいと思うところはどこですか。

児童の特徴を言えば教育方針でもある「一生懸命頑張る子」「自ら進んで行動する子」「みんなと力をあわせ協力する子」です。素直にその方向に成長していると感じています。また、相手を思いやるやさしい子が多いと思います。

最近児童との関わりの中で嬉しかったことを教えてください。

「通学マナーを守りましょう」というのが、児童委員会の今学期の目標です。
通学マナーの指導は、どこの私立でも抱えている課題だと思います。公共の交通機関を使っての通学が主ですから。教員も諦めず、粘り強く指導していこうと考えているのですが、今回6年生の子どもたちから、学バスの中で話をしないのはどうだろうという提案が出ました。子どもたちが意見を交わす中で、まずは一週間くらい実行してみたらどうだろうということになったのです。私は「言うのは簡単だが、決めたことを実行できないのは残念なことです。それだけの覚悟がありますか」と問うたところ、子どもたち自らが「やる!」と言いました。「サイレントタイム」として今週5日間、朝と帰り、目白駅と学校の間を走る学バスで実行中です。挨拶として会釈はしますが、話はしていません。低学年の子がおしゃべりをしようすると、高学年が「しーっ」と静かに促しています。先生方もバスに乗っていますが、暖かく見守っているだけです。注意はしません。どの先生からも、静かにやっていますという報告を受けています。
この学校に30年以上おりますが、このようなことは初めてで、驚くと同時にたいへん嬉しく思っています。先生が促したわけではなく、子どもたちの間から出てきたことですから、非常に価値のあることだと思っています。

学校HP⇒日本女子大学附属豊明小学校